日本の子供を支援するには?個人指名型支援の提唱
異国の子供たちに学費を支援して学校に通わせてあげる寄付がある。 昔からあり、私の父もやっていた。 時々支援している子供から英語で手紙がきていたのを覚えている。 この支援自体を非難する気はないが、現代の日本は海外の子供を支援していられるほど裕福なのか。 日本でも望む教育を受けられない子供は巨万といる。 給付型の奨学金制度が一向に進まない日本の現状。 国に頼らず民間で何とかする必要があるのかもしれない。 ここで提案したいのが、個人指名型支援である。 子供のある程度のプロフィールを公開する。 その内容には、本人が得意なことやできること、勉強したいことを含む。 支援者はそのプロフィールを見て支援したい子供を選ぶ。 できれば少額から支援できるのがいいと思う。 今流行りのクラウドファンディング感覚でやるくらい気軽な方がいい。 支援者には、支援した子の成果物が年一回くらい届く。 子供によっては文かもしれないし、絵かもしれないし、はたまたプログラミングかもしれない。 そう、異国の子供から時々英語の手紙が届くように。 あくまでアイディアなので、この提案が問題点を多く抱えていることは理解している。 ただ子供が苦しい思いをしながら大人になるのは可哀そうだと思う。 自由に学ぶことができた子供が大人になったとしたら、豊かな国を作ってくれそうな気がする。 なぜこれを思いついたかと言うと、とある里親についての記事を読んだことが発端だ。 里親にも種類があるそうで、子供を引き取るだけでなく、施設の子供を一定期間預かったり、土日だけ預かるケースもあるそうだ。 しかし、里親に種類があったとしても、安請け負いできないのは事実。 里親でなくとも寄付があるが、多額の寄付をできる余裕も勇気もない。 もし子供に関わる多額の寄付をして、その子を育てているという実感は湧くのだろうか? 残念ながら、多額の寄付をしたことがないので、分からないけれど・・・。 少額の場合は、寄付者に見返りがないと思う。 見返りというより、寄付者が蚊帳の外なのだ。 震災などで、何かに寄付したことがある人は分かるかもしれない。 少額の場合、寄付した後に知らせなどもなく、そのまま音沙汰がない。 協力している実感が全くないのだ。 それでは、支援も続かない。 何か支援してあげたい